劇場版 アーヤと魔女がスッキリしない！？続編示唆？NHKとの関係も！

原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏/スタジオ

ジブリ制作の3DCGアニメ『劇場版 アーヤと魔

女』。

初の試みがたくさん見られる挑戦？異色？のジ

ブリ作品ですね。

モヤッと感が残るコトで、良くも悪くも注目を

集めたとも記憶しています(ﾟＡﾟ;)

今回はそんな本作の・・・ある程度出尽くして

いそう＆抽象的なものとなりますが、例の終わ

り方ほか気になるアレコレをまとめてチェック

していきます。

先行放映からの劇場公開？

ここは当時話題を呼んだ部分の一つですね。

一般的に新作映画は、劇場公開→地上波放映の

流れとなりますが、本作は劇場公開前に「簡易

版」なるものが先行してNHK（総合）で放映さ

れました。

 

いつもの流れと異なる理由については、本作が

お馴染みの日テレじゃあなく、スタジオジブリ

（制作）とNHK（製作）初の共同作品であり、

権利を持つそれぞれが、

みたく異なる形でリリースしたという感じです

かね。

で、先に公開したのがNHKだったと。下手する

と地上波放映止まりだった可能性も？

 

ちなみに過去〜最新の放映（予定）情報は、

こうなります。

 

なお本作は終わり方が絶妙、さらに地上波放送

では「簡易版」を謳っていたが為、続きが劇場

版で観られると勘違いしたお人も多かったんじ

ゃあないかと。ややこしみ。

ですが、簡易版と劇場版（完全版）の内容の違

いは、追加シーンの有無程度でそこまで大きな

違いないのですね。

内容が同じなら、劇場はもういいかってなりそ

うではある( ﾟдﾟ)笑

終わり方にモヤる？続編示唆？

劇場版は、続編を匂わせるような？モヤッと感

を残す観覧・視聴者困惑のラストを迎えます。

 

しかし、これが正解？というより

原作通りだった！！

元々、原作はシリーズ化される予定だったもの

の、本作の完成を最後に原作者（著者）ダイア

ナ・ウィン・ジョーンズ氏が逝去された為、未

完の作品になってしまったんだとか。

つまり、本作はシリーズ第一部のみが描かれた

状態がゆえ、中途半端な形に留まっているとい

ったところですかね。

※ジョーンズ氏は、イギリスのファンタジー作
家で人気ジブリ作品『ハウルの動く城』シリー
ズの著者でもあります。

 

この場合、制作を担当したジブリサイドで手を

加えて完成させられそうなところですが、脚色

すると作品が変わってしまうコトを懸念して大

筋には影響が少ない部分（回想やEDイラスト）

意外には、あえて手を加えなかったというお話

があります。

なぜ未完の作品を選んだか（宮崎駿監督のお気

に入り）は、ともかく。笑

また嘘か真かは定かではありませんが、原作を

尊重する辺りは個人的に好印象ですm(__)m

本作に限らず、漫画のアニメ化にも当てハマる

ところですね。

 

続編の有無については、本作に手を加えなかっ

たところや原作者の不在、成績を考えると期待

薄なのかと。

※（簡易版）視聴率＝6.1％/興行収入＝3億。

タラレバのお話となりますが、本作がダイアナ

・ウィン・ジョーンズ氏の手によって完成され

ていた状態なら、あとCG作品でなければ評価

も違っていたのかも？って。

キャストは？

可もなく不可もなく？なキャストについてみて

いきます。

・アーヤ：平澤宏々路（こころ）さん
・ベラ：寺島しのぶさん
・マンドレーク：豊川悦司さん
・トーマス：濱田岳さん

・アーヤ母：シェリナ・ムナフさん
・Mr.ジェンキンス：岩崎ひろしさん
・孤児院園長：木村有里さん
・孤児院副園長：朴璐美さん

など。

ジブリらしい俳優さんの起用率の高さです。

アーヤ母と本作の主題歌・EDを担当するムナフ

さんの演技にはやや引っ掛かりを覚えましたが

歌声がキレイくて相殺( ﾟдﾟ)笑

※過去に放送されていたハウス食品×ジブリの
タイアップCM『おうちで食べよう』で流れる
「庭の千草」もムナフさんが担当しています。

あとは、違和感なくという感じですかね。

アーヤ役を担当した平澤さんは、本作だけでな

くジブリの系譜を継ぐスタジオポノック制作の

映画『屋根裏のラジャー』にも出演してます。

 

ジブリ作品は、一度出演した声優・俳優さんが

キャスティングされるコトが間々見られる傾向

にあります。

一例ですが、『ナウシカ』のアスベル役を担当

した松田洋治さんが『もののけ姫』のアシタカ

役を。

『ぽんぽこ』のおキヨ役を担当した石田ゆり子

さんが『もののけ姫』のサン/カヤ役を。

ほか大塚明夫さんや神木隆之介さん、美輪明宏

さん、大泉洋さん等もジブリ作品に二度出演さ

れていますね。上限が二回までの可能性？

ちょこっとまとめ

・『アーヤと魔女』は、スタジオジブリとNHK初の共同作品！簡易版と劇場版の違いはほぼ無く、リリースの形が異なる。

・終わり方は原作通り！続編は期待薄！？あってもオリジナル。

・キャストは、可もなく不可もなく？一部引っ掛かりはある。

好みや相性の問題もあるのでしょうが、従来の

ジブリ作品と異なる部分が多く、当時は今一つ

受けてない印象でしたm(__)m

が、昨今では色々な事情が明かされつつあるの

で、その辺の情報も込みで視聴すると以前とは

見え方が違って来るのやもですね。

私自身、魔女宅（2024年3月22日放送）の方

が楽しみではありますが、せっかくの機会なの

で視聴したく思います。トンボも。

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